AKB48 : 12周年目にして「真面目」というグループカラーが確立

岡田奈々向井地美音高橋朱里
ここらへんのメンバーが、
今の純AKB(以下、AKB48)の顔と言えるでしょう。

正直、
他の姉妹グループのフロントメンバーや、
神7がいた頃のAKB48と比較してしまうと、
真面目で良い子たちなんだけど、
タレント性に欠ける……と感じてしまいます。

これはあくまで私の感覚で、
私は努力の人よりも生来的な華を持った人に
憧れを抱く傾向にあります。

例えば、
14期生であれば、岡田奈々より小嶋真子
15期生であれば、向井地美音より大和田南那
16期生であれば、浅井七海・山内瑞葵より田口愛佳
といった感じです。

小嶋真子・大和田南那・田口愛佳は、
前田敦子が築き上げたセンター像に
フィットしているメンバーでしょう。

しかし、
大和田南那は
素行があまりよろしくなく卒業
小嶋真子
某掲示板では酷いあだ名を付けられ失速
田口愛佳に関しては何もありませんが、
浅井七海・山内瑞葵と比較すると、
相対的に真面目さに欠く印象があります。

私は、
華があるメンバー、
タレント性があるメンバーに関しては
素行がどんなに悪くてもOKというスタンスです。

須藤凜々花の結婚宣言についても、
抜群の才能・スキルを兼ね備える彼女だから、
まったくもってOKだと思いました。

ですから、
AKB史上トップクラスのルックスを誇った
大和田南那の卒業は、
非常に 痛い と感じました。

意外と、
私のようなスタンスのファンは
たくさんいるように感じます。

現在、
栄華を極めている乃木坂46のスタンスは
私のそれに類似していて、
今でも不倫報道があったメンバーが
当たり前のようにメンバー活動をしています。

中には、執拗にスキャンダルを持ち出して
当該メンバーを批判し続けるファンもいますが、
その件をスルーするファン、知らないファンが
多数派な印象を受けます。

ただ、
福神常連だった松村沙友理
見事、復活を果たしたのに対し、
アンダー常連だった川村真洋
存在が淘汰されているところが
残酷なところであります。

このように、
アイドルに素行の良さを重視しない
いわゆるライト傾向にあるファンは
乃木坂46に流出したと思われます。

そこで、
AKB48にそのまま残ったのは、
恋愛禁止の遵守を重要視し、
アイドルに処女性を求めるファン層でしょう。

このファン層に受け入れられやすいのが、
岡田奈々高橋朱里向井地美音のような
真面目なメンバーなのでしょう。

AKB48のグループカラーを語る上で、
無視できないのは総監督の存在です。

初代総監督の高橋みなみ
「遊びな遊びな」という名言を残したのに対し、
マジレッサーの異名を持つ二代目総監督の横山由依
真面目さで頂点に上り詰めました。

このように、
AKB48に留まったファン層、
そして現在の総監督の人柄から、
AKB48のグループカラーは
「真面目」とするのが自然でしょう。

小嶋真子加藤玲奈のような
いい意味で真面目に見えないメンバーは、
今のAKB48では損な役回りかもしれません。

ただ、
AKBのグループカラーが真面目なだけであって、
メンバーには、
真面目の上にさらなる個性が求められます。

次回以降、
岡田奈々向井地美音高橋朱里
スポットライトを当てていきます。